第十話 出火原因と向き合う

前回は配線が片付いた!
という訳で今回は出火原因であるキャブレターを見てみたいと思います。



これが噂の火を噴くキャブレター

煤けたボディーを見るだけでもう既にお腹一杯!
つーか中を見たくありません(笑)


でもまぁ、開けないと先に進めないので勇気を出して・・・



あれ?結構ふつうじゃん?



こっちも特に目立った異常はナシ!



あれ?結構そのままいけそうな感じですか?



目立った損傷としてはこのプラスチックのパーツが2つ溶けていた。
これは部品が出るみたいなので速攻で注文!



あとは1箇所チョークのゴムが溶けてました。
これは部品取りのキャブから移植する予定

あともう一つ気になるのがダイアフラムの伸び?!
どうも1箇所だけ熱でゴムが伸びてしまった様なのです。普通ならスロットバルブを持ち上げて指を離すと
スーーーーーーーッと下がるのに問題の部分だけはスッ!とまるで強制開閉キャブの如く一気に下ります・・・

なんだか1つだけ違う動きなので同調が…なんですが、とりあえずこのまま組むしかないのでこのままいきます。



そんなこんなで注文していた部品が到着!



例のプラスチックと、



パイロットスクリューのOリングとワッシャー

Oリングを交換するから、どうせこんなモノ安そうだし気分的に気持ちが良いのでワッシャーも新品に!
と思ったのが間違いで、このOリングとワッシャー、1つなんと400円近くします・・・(汗)

値段を知ってたらワッシャーは迷わず買わなかったのに。
高すぎだと思いません??


ま、今更言っても仕方ないので次ぎいきましょう!



チョークの部分は盗まれた1号機の時、4発キャブを3発にした時の残りが手元にあったので
このキャブから部品取り〜



最初はゴムの部分だけ移植のはずが、どうらやシャフトの径が違います。
ボディー側の形状は一緒みたいだったのでASSY交換しました。


これで取り敢えずは大丈夫そう?
あとは簡単にキャブを掃除して組み付けます!!



キャブの掃除用に面白そうな物を見つけたので手に入れました!
チャンピオンのキャブクリーナー!勿論MADE IN USA!!(この言葉に弱いw)

近所のホームセンターの農機具売り場には何故かチャンピオン製品が充実しています。
プラグは勿論の事、キャブクリーナー、エンジンクリーナー、パンク修理材などなど・・・

チャンピオンって農家も守備範囲だったんですか?そうですか(笑)


使った感想としてはなんとも体に悪そうな臭いを発しながらそこそこ汚れを落としてくれました!

これでキャブもバッチリ!? あとは組み付けるだけ!



燃えてしまったブリザーパイプは・・・



とりあえず網入りホースで代用。カッコ悪いけど・・・
キャブも付いたし、いざガソリンを入れて始動確認!!



ガソリンタンクは専用品を買うと高いのでホームセンターの洗浄ボトルで代用。
これだと蓋にホースを差す所があるので塩梅が宜しい。


緊張の時!いざキック!!!



ブォーーーーン!
あっけなく始動してくれました!



あとは恐怖の同調作業・・・
もう燃えませんように(爆)

とりあえずあまり深入りするとドツボに嵌るのが関の山なのでw今回は軽くと言う事で・・・(笑)


復活!!



不意の事故により燃えてしまったGXですが、なんとか再び公道を走れるようになりました!!
電装品も全てちゃんと作動します。

そういえば以前よりも調子が良いみたいです。
とりあえずキャブは手に入れたときのままで組んでいたのですが、どうもこれが謎多きセッティングでして?

・スロットルバルブのスプリング受けの部分に入っていた謎の5円玉とか・・・
・ニードルクリップが一番上だったり・・・
・パイロットスクリューの戻しがSTD3回転なのに4回転だったり・・・

前はこの状態で動いていたとの事だったので、あえて手をつけずに組みましたが
どうも良くわからないのでとりあえずSTDに戻しました。

まだあまり乗ってないので良くわかりませんが、STDの方がィィ感じです。


それと、燃えてしまったシートをどうにかしないと!
とりあえず今は座ると汚れるのでビニール袋でカバーしてますが、これも見た目が非常に悪いので早急に考えたいです。

まぁ、何はともあれ動くようになってよかった!
頑張ったぜ俺ww

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