突然ですが・・・


遂にナンバー取得しましたぁーーー!!!

ほらね♪



なんてふざけてられない状況になりました・・・。


まさかナナハンのエンジンを降ろすなんて思いませんでした。
でもきっとあの白煙はオイルだ。いや、そうに違いない。もうこの際そうであって欲しい・・・とすら思いまして
この度、ピストンリング&バルブステムシールを交換したいと思います。

もう後には引けないのでエンジンを降ろしちゃいます。



まずはキャブとエアクリBOXを外します。



もうこのバイクを手に入れてから何度外した事か・・・
最近ではこれくらい苦にならなくなってきた気すらします?(笑)



そして当たり前ですがマフラーも外します。



サクサク外しますよ〜



そしてエンジンとシャフトを切り離しちゃいます。
写真の写りが最悪ですが、ここの12mmのボルトがとても頑固でした。



ロングメガネの威力を身をもって感じた所で、ハーネスやらワイヤー類も外しておきます。



あとはオイルを抜いて・・・



準備完了♪



下からジャッキで支えつつ・・・



少しずつずらしていき・・・



降りました!
ちなみに一人で降ろしたのですが、その重さにビックリ!!
さすがに載せるのは手伝ってもらおうと思います・・・。



スッカスカ状態のフレーム。
この状態のまま押して歩くとものすごく軽い!

あの重さの殆どはエンジンの重さなんだと学びました。



それではお楽しみの!?解体ショーの始まりです♪

というか、ここで腰上だけでも外してしまい移動するのを少しでも軽くしようとの企みです。



まずはヘッドカバーから。
ここでカムチェーンを切らないと先に進まない・・・

うぅぅぅ・・・、ジョイント式とかにしてくれれば簡単で良いのにぃ。
ま、どうせ交換するつもりなのでグラインダーでピンを切ってしまいます。

ただ、ピンよりも明らかにグラインダーの刃のが大きいし結構スペースも狭い・・・
それに間違ってブロックを傷つけたりしたらそれこそ一大事なので緊張しましたww

結局、ピンをグラインダーで削り、叩き抜きました。



ヘッドが外れると汚ったいピストンがお出迎えしてくれます♪



燃焼室もこの通りカーボンが蓄積されています。



まず掃除の前にバルブを外します!



それにしても汚いなぁ・・・



バルブも真っ黒だし。



頑張ってお掃除しましたが・・・、ここまでが限界です。
きっとまたすぐ煤けてしまうと思うのでいいのです?!



鏡面加工にすれば汚れが付きにくくなるのかな??
いや、でもやっぱり自分の忍耐力ではムリかも…。これでも最初に比べれば随分キレイになったので良しとします♪



ピストンにもカーボン



気になっていたピストン、シリンダー共に大きな傷がなかったので一安心。



あとは部品が来るまでフレームを少しキレイにしておきます♪
こんな時にしか出来ませんからね!!

ただ…、本来ならブラストした後に2液ウレタンを吹きたい所ですが、残念ながら予算の関係上諦め、
ペンキを刷毛で塗りたくります!?(爆)

缶スプレーの塗膜よりもィィ感じです。缶には耐候性2倍長持ち!排ガスにも強いと書いてありましたので信じたいと思います。
乾いたあと刷毛目をどれだけ消せるかが今後の課題ですけどね。。。



最近のエコカーブームにあやかり、GXもエコにしてみましたの図!?なんてw



そうこうしてるうちに部品が届きました。
30年以上も前のただでさえマイナーなバイクの部品が良く出たなぁー!というのが正直な感想。

※ちなみにカムチェーントンネル部を含めOリングは欠品でした。



シリンダーベースガスケット:1J7-11351-12



ヘッドガスケット:2F3-11181-10



ヘッドカバーガスケット:1J7-11193-10



ヘッドカバーとシリンダーベースは今後ガスケットシートで作れるようにコピーをとりました。
※いや、今後が無い事を激しく希望しますが、念のため(笑)



正式名称わかりません。輪ゴムの様な、切れるとミミズみたいな:93210-74316



ピストンリングセット:2F3-11610-03



オイルリングの形状が違いました。※左が新しい方。



リングは折れると高いので秘密兵器を使います。



無事に折れることなく装着完了!



ピストントップも程々に掃除しました。



バルブステムシール:1J7-12119-01



新品は気持ちが良い♪



カムチェーンもこの際交換してしまいます。



そしてここからが問題!
ジョイントをどうやってかしめるかです。残念ながら専用工具を持ってないのです・・・



どうなんでしょう??
やっぱり走行中に外れる事を考えるとかなり心配になってしまう部分です。

でも予想以上に上手い事かしめられたので大丈夫だと思います!?
今回のかしめ方ですが、ポンチで叩いた後、圧着端子をかしめる工具で潰しました。


写真はありませんが、これでエンジンは一応組みあがりました!
エンジン単体だけあると何かと邪魔なので早いところフレームに載せてしまいます。



フレーム側の準備は整いました。



完成〜!!と、かなり省略しましたがエンジン載せてる時に写真を撮る余裕はありませんでした(笑)
でも、載せるのは2人掛りだったので意外と楽勝でした。



と、ここで暗くなってしまったので作業終了です。
まっ、エンジンすら載ってしまえば後は楽です。

もうエンジン降ろさなくてすみます様に・・・。と神様に祈って今日は終了。


後日、、、



キャブを取り付けて配線繋げて完成しました!!



どうです?エンジン降ろした割にはエンジンが汚いでしょ?!(爆)
せっかくなので腰上だけでもブラストかけて綺麗にしようかなぁと思ったものの・・・

ウチのキャビネットでは小さすぎてダメでした。
これでもシリンダーだけは試みたのですが、箱が狭くて上手くガンを向けられないので諦めました。。。


で、肝心のエンジンですが・・・
とりあえず始動したので一安心!!そして白煙も出てないみたいです。

が、まだ走ってないのでよくわかりません。走りたいのですがナンバーが無いので走れないってのが本当の所ですが・・・
まだアイドリング状態だと2番のエキパイが1・3と比べると熱くないようにも思います。

マフラー詰ってんのかなぁ??でも2番だけ詰るなんてあるのでしょうか??
少し気になるので今度トーチで炙ってみます。


それより今度はギアの入りが・・・です。
停止状態でセカンドにギアを入れるとたまにガリガリッ!の様なギャァーの様な?音がしてシフトショックもあります。
うわぁ〜、何で?オイルをありあわせの10W40にしたのがいけなかったのか??

腰下開けるのは本当に勘弁なので、気になってしょうがないです・・・(汗。

あぁ神よ!どうか腰下を開けずにすみます様に・・・、とお祈りをしたところで今回はここまで。


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